日常生活活動度(読み)にちじょうせいかつかつどうど

世界大百科事典(旧版)内の日常生活活動度の言及

【病気】より

…ただし,これによって与えられる判断は,単に身体内部の情報であるにすぎず,実際の生活面で,どの程度の支障があるかを告げるものではない。そこで,機能診断の発展した形として日常生活活動度activity of daily living(ADL)がつくられる。これは日常生活に最も重要な行動能力,たとえば,排便,入浴,衣服の着脱,食事,移動などが独立して行えるかどうかなど,病気の種類に応じて判定することで,介助やリハビリテーション,治療の尺度にする。…

※「日常生活活動度」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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