日本ピストンリング(読み)にっぽんピストンリング

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「日本ピストンリング」の意味・わかりやすい解説

日本ピストンリング
にっぽんピストンリング

エンジン機能部品の大手メーカー。シェア2位のピストンリング主力とする。 1931年創業の日本ピストンリング製作所を前身に,34年設立。ピストンリングのほか動弁機構部品,シリンダライナーが売上げの中心となっている。いずれも自動車向けが大半で,ほかにエアコンなど電機向けもある。近年はバルブシートなど高付加価値製品の拡大に努めている。売上構成比は,ピストンリング 51%,シリンダライナー 11%,動弁機構部品 28%,その他 10%。年間売上高 371億 3500万円 (連結。うち輸出 30%) ,資本金 98億 3900万円,従業員数 1174名 (1999) 。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「日本ピストンリング」の解説

日本ピストンリング

正式社名「日本ピストンリング株式会社」。英文社名「Nippon Piston Ring Co., Ltd.」。機械工業。昭和9年(1934)設立。本社はさいたま市中央区本町東。エンジン部品製造会社。ピストンリングやバルブシートなど自動車部品が主力。ほかに船舶用・陸用機関部品も手がける。東京証券取引所第1部上場。証券コード6461。

出典 講談社日本の企業がわかる事典2014-2015について 情報

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