日本曹達[株](読み)にほんそーだ

世界大百科事典(旧版)内の日本曹達[株]の言及

【日曹コンツェルン】より

…昭和初期に台頭した新興コンツェルンの一つ。第1次世界大戦後の1920年に中野友礼(とものり)が日本曹達株式会社を設立し,みずからが京都帝大研究室で研究した電解法技術を採用して塩を原料に苛性ソーダ生産に着手したことに始まる。早くから副産物の塩素からさらし粉,塩酸を生産するとともに,電解技術を利用して金属ナトリウム製造など金属製錬部門にも進出したが,金輸出再禁止後のソーダ工業の活況に支えられて,34年ごろから急速に事業の多角化を展開した。…

※「日本曹達[株]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android