日本農薬(読み)にほんのうやく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「日本農薬」の意味・わかりやすい解説

日本農薬
にほんのうやく

農薬メーカー。 1928年旭電化工業農業薬品部と藤井製薬の合併により設立。日本初の農薬総合メーカーとして,除草剤殺虫殺菌剤などを製造し,その3割が全農向けとなっている。 85年に肝臓薬の製造承認を得,非農薬部門の拡充にも力を注いでいる。海外の市場も拡大しつつある。売上構成比は,殺虫剤 27%,除草剤 31%,殺菌剤 27%,その他 14%。年間売上高 404億 6500万円 (連結。うち輸出 11%) ,資本金 109億 3900万円 (1998) ,従業員数 721名 (1999) 。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「日本農薬」の解説

日本農薬

正式社名「日本農薬株式会社」。英文社名「NIHON NOHYAKU CO., LTD.」。化学工業。昭和3年(1928)設立。本社は東京都中央区京橋。農薬製造会社。前身は旭電化工業(現ADEKA)の農業薬品部門。殺虫剤・殺菌剤・除草剤などの製造・販売を行う。ほか医薬品・動物用医薬品・飼料添加物など。東京証券取引所第1部上場。証券コード4997。

出典 講談社日本の企業がわかる事典2014-2015について 情報

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