日真(1)(読み)にっしん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「日真(1)」の解説

日真(1) にっしん

1444-1528 室町-戦国時代の僧。
文安元年生まれ。日蓮宗法華宗(ほっけしゅう)真門流(本隆寺派)の祖。京都妙本寺の日具に師事したが,本勝迹劣(じゃくれつ)をとなえて独立し,京都に本隆寺,若狭(わかさ)に本境寺,越前(えちぜん)に本興寺をひらいた。大永(たいえい)8年3月29日死去。85歳。但馬(たじま)(兵庫県)出身。俗姓中山。字(あざな)は慧光。号は常不軽院,大経房。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android