日高[町](読み)ひだか

百科事典マイペディア 「日高[町]」の意味・わかりやすい解説

日高[町]【ひだか】

兵庫県北部,城崎(きのさき)郡の旧町。円山(まるやま)川中流に沿う主集落は古くから但馬(たじま)地方の中心地で国分寺跡などがあり,山陰本線が通じる。製材プラスチック,ゴムなどの工場立地西部神鍋(かんなべ)山はスキー場として著名。2005年4月城崎郡城崎町,竹野町,出石郡出石町,但東町と豊岡市へ編入。150.24km2。1万8596人(2003)。

日高[町]【ひだか】

北海道南部,沙流(さる)郡の町。沙流川上流部の山地と,太平洋に面する下流部を占める。沙流川源流原始林天然記念物)をはじめとする森林におおわれ,製材業が盛ん。米作畑作酪農のほか,軽種馬の名産地としても知られる。2006年3月沙流郡門別町を編入し,町役場を旧門別町役場とした。東日本大震災で,町内において被害発生。992.11km2。1万3615人(2010)。

日高[町]【ひだか】

和歌山県西部,日高郡の町。リアス式海岸をなして紀伊水道に臨み,トマト,キュウリなどの施設園芸,果樹栽培を行う。一本釣漁業,巻網漁業なども盛ん。紀勢本線が通じる。46.19km2。7432人(2010)。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

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