日高信六郎(読み)ひだか しんろくろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「日高信六郎」の解説

日高信六郎 ひだか-しんろくろう

1893-1976 大正-昭和時代の外交官,登山家。
明治26年4月10日生まれ。外務省にはいり,イタリア駐在大使,外務省研修所長などをつとめる。15歳日本山岳会入会。大正10年夏日本人初のモンブラン登頂。昭和33年日本山岳会会長となる。昭和51年6月18日死去。83歳。神奈川県出身。東京帝大卒。著作に「朝の山残照の山」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の日高信六郎の言及

【モン・ブラン[山]】より

…これがアルプスでのスポーツ登山の開幕となった。モン・ブランはアルプスの最高峰として最も多くのルートを有するが,日本人の初登頂は1921年夏,外交官日高信六郎による。アルプス[山脈]【近藤 等】。…

※「日高信六郎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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