早川貞水(読み)はやかわ ていすい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「早川貞水」の解説

早川貞水 はやかわ-ていすい

1861-1917 明治-大正時代講談師
文久元年江戸の商人の家に生まれる。旭堂南慶にまなび,はじめ早川慶寿と名のる。内務省嘱託となって地方を巡回して公演,御用講談師とよばれた。大正6年5月14日死去。57歳。旧姓長島本名与吉。前名は3代双竜斎貞鏡,4代真竜斎貞水。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の早川貞水の言及

【寛政力士伝】より

…小田原の仇討相撲は一席物として今日でもよく演じられる。これを語って有名な真竜斎貞水(しんりゆうさいていすい)(のちに早川貞水,1917没)は国技館木戸御免であったし,貞鏡時代の1896年に《寛政力士伝》を刊行した。【吉沢 英明】。…

※「早川貞水」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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