早桃(読み)さもも

精選版 日本国語大辞典 「早桃」の意味・読み・例文・類語

さ‐もも【早桃】

〘名〙
スモモ栽培品種。早生スモモ古名果実は五月頃紅紫色に熟す。《季・夏》 〔十巻本和名抄(934頃)〕
② モモのうち果実が、夏、最も早く出てくる在来品種総称

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「早桃」の意味・読み・例文・類語

さ‐もも【早桃】

水蜜桃すいみつとう早生種。6月下旬ごろ市場に出るもの。 夏》「―かれ昏るる海光み入りぬ/斌雄」
スモモの一品種。実が5月ごろに熟すが、小さくてまずい。
[補説]書名別項。→早桃

さもも【早桃】[書名]

大野林火句集。昭和21年(1946)刊行

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「早桃」の解説

早桃 (サモモ)

植物。バラ科の落葉低木,園芸植物,薬用植物サンザシ別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android