旭[町](読み)あさひ

百科事典マイペディア 「旭[町]」の意味・わかりやすい解説

旭[町]【あさひ】

愛知県北部,東加茂郡の旧町。美濃三河高原にあり,北境を西流する矢作(やはぎ)川左岸に中心の小渡(おど)がある。農林業基幹産業とする。景勝地矢作渓谷があり,榊野(さかきの),笹戸池島などの鉱泉がわく。2005年4月西加茂郡藤岡町,小原村,東加茂郡足助町,稲武町,下山村豊田市へ編入。82.16km2。3606人(2003)。

旭[町]【あさひ】

島根県中央部,那賀(なか)郡の旧町。山間の町で,浜田自動車道が通じる。和牛,米,ナシ,シイタケを産する。広島県境の雲月(うんげつ)山はスキーハイキングに適し,西中国山地国定公園に属する。吉凶を占う託舞(たくまい)という神事が伝わる。2005年10月那賀郡三隅町,金城町,弥栄村浜田市へ編入。128.57km2。3189人(2003)。

旭[町]【あさひ】

岡山県中部,久米郡の旧町。久米屋根といわれ,山林が広い。中心は旭川湖岸の西川。米,葉タバコ,鶏卵牛乳肉牛を産する。スギヒノキなどの林業も行う。旭川湖は多目的ダム建設でできた湖で風光がよい。2005年3月久米郡中央町,柵原町と合併し町制,美咲町となる。82.99km2。3514人(2003)。

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