明朗(読み)めいろう

精選版 日本国語大辞典 「明朗」の意味・読み・例文・類語

めい‐ろう ‥ラウ【明朗】

〘名〙 (形動)
① 明るくてほがらかなこと。さっぱりしていてわだかまりのないこと。また、そのさま。
日本外史(1827)一一「属十三夕、月色明朗」
※火の柱(1904)〈木下尚江一八「明朗なる音声」 〔晉書‐何曾伝〕
② はっきりして嘘やごまかしがないこと。また、そのさま。「明朗会計」

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デジタル大辞泉 「明朗」の意味・読み・例文・類語

めい‐ろう〔‐ラウ〕【明朗】

[名・形動]
こだわりがなく、明るくほがらかなこと。また、そのさま。「健康で明朗青年」「明朗快活
内容をはっきりと示して、うそやごまかしがないこと。また、そのさま。「明朗人事」「明朗会計」
[派生]めいろうさ[名]
[類語]陽気朗らか明るい気さく快活楽天的晴れやか気持ちよい快いかい快感快楽心地よい痛快小気味よい爽快快適壮快カンファタブルすがすがしいさわやか清新清爽晴れ晴れさっぱり楽しいうはうはほくほく笑いが止まらない嬉しい喜ばしい欣快きんかい愉快嬉嬉きき欣欣きんきん欣然きんぜん満悦ご機嫌上機嫌晴れ晴れしいぴちぴち生き生き活発からり根明ねあか心が躍る心が弾む心を躍らせる

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普及版 字通 「明朗」の読み・字形・画数・意味

【明朗】めいろう(らう)

明るく大らかであること。〔晋書、何曾伝〕(詔)太傅高亮、心を執ること弘毅(こうき)、、國の宗臣と謂ふべきなり。

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