星仏(読み)ほしぼとけ

精選版 日本国語大辞典 「星仏」の意味・読み・例文・類語

ほし‐ぼとけ【星仏】

〘名〙 九曜星をあがめるために、その形を彫刻したもの。このうち一つ毎年属星(ぞくしょう)と定められ、新年星仏祭が行なわれる。《季・新年》
※俳諧・毛吹草(1638)二「極月〈略〉星仏うる」

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デジタル大辞泉 「星仏」の意味・読み・例文・類語

ほし‐ぼとけ【星仏】

日曜月曜木曜水曜火曜土曜金曜羅睺らご計都けいと九曜星くようせい仏像のように刻んだもの。昔、陰暦12月13日に、これをまつった。ほしぶつ。

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