星川清司(読み)ホシカワセイジ

デジタル大辞泉 「星川清司」の意味・読み・例文・類語

ほしかわ‐せいじ〔ほしかは‐〕【星川清司】

[1921~2008]小説家脚本家東京の生まれ。映画の脚本家として「眠狂四郎」シリーズなど時代劇・任侠ものを中心に娯楽作品を数多く手がけた。そのかたわら伝記小説などを執筆し、「小伝抄こでんしょう」で直木賞受賞。他に「夢小袖」「利休」「小村雪岱」など。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「星川清司」の解説

星川清司 ほしかわ-せいじ

1921-2008 昭和後期-平成時代の脚本家,小説家。
大正10年10月27日生まれ。旧制山形高を中退。十数年間の闘病生活ののちシナリオ作家となり,昭和38年映画「暴動」でシナリオ賞特別賞。テレビドラマ「わが父北斎」で46年芸術祭優秀賞,47年国際コンクール・グランプリ「イタリア賞」。平成2年小説「小伝抄」で直木賞。著作ほかに「あぶり絵」など。平成20年7月25日死去。86歳。東京出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android