世界大百科事典(旧版)内の春日神社(奈良)の言及
【春日大社】より
…768年(神護景雲2)左大臣藤原永手がその氏社として春日山の主峰御蓋(みかさ)山(三笠山)の山麓に創建したという。なお祭神の鹿島大神などは,古くに春日山にまつられたが,このおり御蓋山に4祭神をそろえ祭祀する社地を確立,平城京鎮護の官社として春日神社が成立したのである。やがて841年(承和8)春日山を神山とする勅命が発せられ,それ以降藤原氏氏長者(うじのちようじや)は同氏の繁栄を祈って春日祭祀の振興や春日社の拡充に着手した。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」