春樹顕秘抄(読み)しゅんじゅけんぴしょう

精選版 日本国語大辞典 「春樹顕秘抄」の意味・読み・例文・類語

しゅんじゅけんぴしょう ‥ケンピセウ【春樹顕秘抄】

室町末期の語学書。一冊著者・成立年時未詳。手爾乎波を「かかえ」と「おさえ」に分け、その用法呼応例証を、古歌を挙げ二一条にわたり説明。「姉小路式(あねがこうじしき)」への増補で、さらにこれに有賀長伯が増補した「春樹顕秘増抄」がある。

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デジタル大辞泉 「春樹顕秘抄」の意味・読み・例文・類語

しゅんじゅけんぴしょう〔シユンジユケンピセウ〕【春樹顕秘抄】

室町末期の語学書。1巻。著者未詳。「てにをは」の意義用法を説いた「姉小路式あねがこうじしき」の増補。

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