春蘭秋菊倶に廃すべからず(読み)シュンランシュウキクトモニハイスベカラズ

デジタル大辞泉 の解説

春蘭しゅんらん秋菊しゅうきくともはいすべからず

《「旧唐書」裴子余伝から。春蘭秋菊もともに趣があって美しく見捨てがたいの意》どちらもすぐれていて甲乙がつけにくいことのたとえ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 の解説

しゅんらん【春蘭】 秋菊(しゅうぎく)(とも)に廃(はい)すべからず

(春蘭も秋菊もともに趣があって美しく、優劣をつけにくいところから) 双方ともにすぐれていて甲乙がつけがたいことのたとえ。〔旧唐書‐裴子余伝〕

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