春風亭柳枝(2代)(読み)しゅんぷうてい りゅうし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「春風亭柳枝(2代)」の解説

春風亭柳枝(2代) しゅんぷうてい-りゅうし

1822-1874 幕末-明治時代落語家
文政5年生まれ。初代柳枝の門人初名は栄枝,のち初代柳朝。師匠没後の明治2年2代となる。簑守庵二柳(みのもりあん-にりゅう)の号で俳句をたしなんだ。明治7年10月12日死去。53歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の春風亭柳枝(2代)の言及

【春風亭柳枝】より

…落語家の芸名。(1)初代(?‐1868(明治1)) 初代麗々亭柳橋門下。《九州吹き戻し》など人情噺の名手として知られた。初代談洲楼燕枝(えんし)の師にあたる。(2)2代(1821‐74∥文政4‐明治7) 初代門下。(3)3代(1852‐1900∥嘉永5‐明治33) 本名鈴木文吉。初代談洲楼燕枝門下。〈蔵前の大師匠〉と呼ばれ,柳派の頭取として重きをなした。(4)4代(1868‐1927∥明治1‐昭和2) 本名飯盛和平。…

※「春風亭柳枝(2代)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android