是真(読み)ぜしん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「是真」の解説

是真 ぜしん

1795-1872 江戸後期-明治時代の僧。
寛政7年1月1日生まれ。日蓮宗。13歳で出家伊豆(いず)修成院(静岡県)日桓の門にはいり,江戸押上の最教寺住職をへて,天保(てんぽう)9年伊豆伊東の妙昭寺の住職となる。和歌をよくした。明治5年8月19日死去。78歳。陸奥(むつ)磐城(いわき)郡(福島県)出身。俗姓は鈴木。法名は別に日祥。字(あざな)は遵教。号は智禅院,比経庵。著作に「山家塵」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の是真の言及

【柴田是真】より

…幼名亀太郎,のち順蔵。字は儃然,27歳ころから是真と号した。11歳で古満寛哉(こまかんさい)に蒔絵を学び,16歳で円山四条派の鈴木南嶺,のち岡本豊彦に絵を学ぶ。…

※「是真」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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