時分時(読み)じぶんどき

精選版 日本国語大辞典 「時分時」の意味・読み・例文・類語

じぶん‐どき【時分時】

〘名〙 ちょうどよい時分。特に食事時刻をいう。時分。
歌舞伎五大力恋緘(評釈江戸文学叢書所収)(1793)中幕「時分(ジブン)どきに物を食はぬと、体の毒でござる」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「時分時」の意味・読み・例文・類語

じぶん‐どき【時分時】

その物事にふさわしい時刻。特に、毎日の定まった、食事の時刻。めしどき。「時分時にお伺いして申し訳ございません」
[類語]時機機会チャンス好機時節頃合い頃おいときおり機運潮時しおどき潮合い時宜機宜好期適期時分商機勝機戦機千載一遇タイミングめった得難いまれかけがえのない希有けう盲亀もうき浮木ふぼく一期一会いちごいちえ見せ場決め所思いがけない思いがけず待てば甘露の日和ひよりあり折よく僥倖ぎょうこうここぞ一世いっせ一代最初で最後図らずも決定的瞬間契機

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android