(読み)しん

精選版 日本国語大辞典 「晨」の意味・読み・例文・類語

しん【晨】

[1] 〘名〙 夜明け。また、鶏が夜明けをつげること。
※本朝文粋(1060頃)一三・供養自筆法華経願文〈兼明親王〉「夫来而不留。薤壟有晨之露」 〔書経‐牧誓〕
[2] 二十八宿東方第四宿。房星。そいぼし。

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デジタル大辞泉 「晨」の意味・読み・例文・類語

しん【晨】[漢字項目]

人名用漢字] [音]シン(漢) [訓]あした
夜明け。早朝。「晨星晨朝早晨
[名のり]あき・とき・とよ

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