普通語(読み)ふつうご

精選版 日本国語大辞典 「普通語」の意味・読み・例文・類語

ふつう‐ご【普通語】

〘名〙
日常普通に用いている語彙専門語古語などに対していう。
※文学者となる法(1894)〈内田魯庵〉二「『ランプ』『マッチ』等が普通語(フツウゴ)となりし今日にては〈略〉『七ツ伊呂波』的英語を知る必要あり」
言海(1889‐91)〈大槻文彦〉本書編纂の大意「此書は、日本普通語の辞書なり」
国語のため(1895)〈上田万年〉国語研究に就て「言はば東洋全体の普通語といふべき者をも、つくり出さうといふ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「普通語」の意味・読み・例文・類語

ふつう‐ご【普通語】

一般の人が日常に用いる言葉。専門語に対していう。

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