景鶴山(読み)けいづるやま

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「景鶴山」の意味・わかりやすい解説

景鶴山
けいづるやま

群馬県北部,新潟県境にある山。「けいかくざん」ともいう。標高 2004m。尾瀬国立公園北西部,尾瀬の北西縁にあり,越後三山只見国定公園との境をなす。中腹には秩父古生層が見られ,その上に新第三紀末から第四紀にかけての火山活動で噴出した安山岩が重なり,山頂部を形成している。尾瀬ヶ原側は急崖をなす。山体はブナ,ナラなどの原生林に覆われている。

景鶴山
けいかくざん

景鶴山」のページをご覧ください。

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事典・日本の観光資源 「景鶴山」の解説

景鶴山

(群馬県利根郡片品村・新潟県魚沼市)
ぐんま百名山指定の観光名所。

出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報

世界大百科事典(旧版)内の景鶴山の言及

【尾瀬ヶ原】より

…1960年特別天然記念物に指定された。湿原は至仏山,大白沢山,景鶴山,燧(ひうち)ヶ岳など標高2000m級の山々に囲まれて細長い三角形をしており,標高は1400m内外で,原を貫流する沼尻(ぬしり)川,只見川,ヨッピ川などの河川により東から下田代,中田代,上田代,背中アブリ田代などに分断されている。尾瀬沼から流れてきた沼尻川と,原を北東に流れるヨッピ川は合流して只見川となり,原の北東端で平滑(ひらなめ)ノ滝および三条ノ滝となって落下し,北流する。…

※「景鶴山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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