曲球(読み)クセダマ

デジタル大辞泉 「曲球」の意味・読み・例文・類語

くせ‐だま【曲球】

《「癖球」とも書く》野球で、球速はないが打者近くへ来て自然に変化する投球。打者が打ちづらく、どの球種にも属さない変化球のこと。
(比喩的に)表向きとは異なるねらいを持った発言、申し入れ、交渉などをいう。「首相の発言が曲球ではないかと憶測を呼ぶ」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「曲球」の意味・読み・例文・類語

きょっ‐きゅう キョクキウ【曲球】

〘名〙 野球などで、まがるように投げる球。〔モダン語辞典(1930)〕

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