書消(読み)かきけつ

精選版 日本国語大辞典 「書消」の意味・読み・例文・類語

かき‐け・つ【書消】

〘他タ四〙 =かきけす(書消)
※宇津保(970‐999頃)楼上下「かの治部卿朝臣のしふのなかに、いまかみにかきけたれたりし、さいこくにおもひくすべしとありしみづつに」

かき‐け・す【書消】

〘他サ五(四)〙 書いた物を、また消す。かきけつ。〔書言字考節用集(1717)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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