書院窓(読み)ショインマド

デジタル大辞泉 「書院窓」の意味・読み・例文・類語

しょいん‐まど〔シヨヰン‐〕【書院窓】

つけ書院に設けた窓。明かり障子を立てる。

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精選版 日本国語大辞典 「書院窓」の意味・読み・例文・類語

しょいん‐まど ショヰン‥【書院窓】

〘名〙 書院床の前の、明障子(あかりしょうじ)をはめた窓。
暗夜行路(1921‐37)〈志賀直哉〉四「開放しの書院窓(ショヰンマド)をとうして、ぼんやり戸外を眺めてゐた」

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家とインテリアの用語がわかる辞典 「書院窓」の解説

しょいんまど【書院窓】

付け書院平書院に設けた明かり障子をはめた窓。

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世界大百科事典(旧版)内の書院窓の言及

【窓】より

…形態により,一般的な角窓,丸窓のほか,日本では花頭窓(火灯窓,華灯窓,源氏窓ともいう),隅切(すみきり)窓,八角窓,六角窓,色紙窓,猪の目窓,格狭間(こうざま)窓などがある。位置により,天窓,高窓,欄間(らんま)窓,出窓などに分類され,日本では掃出窓,床窓,連れ窓,夫婦(みようと)窓,書院窓なども見られる。開閉方式により,引違い窓,上げ下げ窓,回転窓,開き窓,開閉のできない嵌(はめ)殺し窓などに分けられる。…

※「書院窓」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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