曾谷学川(読み)そだに がくせん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「曾谷学川」の解説

曾谷学川 そだに-がくせん

1738-1797 江戸時代中期-後期篆刻(てんこく)家,漢詩人。
元文3年生まれ。京都の人。片山北海儒学を,高芙蓉(ふよう)に篆刻をまなびその高弟として「芙蓉の影子」とよばれた。大坂すみ,細合斗南らと交遊混沌社に参加して詩作をよくした。寛政9年10月20日死去。60歳。名は之唯(しい)。字(あざな)は応聖。通称は仲介。別号に読騒,仏斎。著作に「印籍考」「曼陀羅稿」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android