替玉(読み)かえだま

精選版 日本国語大辞典 「替玉」の意味・読み・例文・類語

かえ‐だま かへ‥【替玉】

〘名〙
本物のように見せかけてかわりに用いるにせもの。
本人と偽って、別人を使うこと。代理で事に当たること。また、その人。
洒落本美地の蠣殻(1779)「わゐらがやうな替(ケ)へ玉と口をたたくと夜が明ける」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「替玉」の意味・読み・例文・類語

かえ‐だま〔かへ‐〕【替(え)玉】

本人だと偽って別人を使うこと。また、その人。「替え玉受験」
本物のように見せかけて、そのかわりに用いるにせ物。
ラーメン屋で、残したスープにお代わりとして入れる麺のこと。「替え玉無料サービス」
[類語]身代わり形代スケープゴートダミー代理人代人名代総代代理ピンチヒッター

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android