月の色人(読み)つきのいろびと

精選版 日本国語大辞典 「月の色人」の意味・読み・例文・類語

つき【月】 の 色人(いろびと)

月の美しさを擬人化していった語。
※光悦本謡曲・羽衣(1548頃)「其名もつきの色人は、三五夜中の、空にまた、満願真如の影となり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「月の色人」の意味・読み・例文・類語

つき‐の‐いろびと【月の色人】

月の美しいのを美人にたとえていう語。
「その名も―は、三五夜中の空にまた満願真如の影となり」〈謡・羽衣

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