月下美人(読み)ゲッカビジン

デジタル大辞泉 「月下美人」の意味・読み・例文・類語

げっか‐びじん【月下美人】

サボテン科の多年草。クジャクサボテン仲間で、茎は平たく、葉状。夏の夜、白色で香りのある大花を開き、数時間でしぼむ。メキシコ原産 夏》「―は一夜雌蕊めしべ雄蕊かな/楸邨

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精選版 日本国語大辞典 「月下美人」の意味・読み・例文・類語

げっか‐びじん【月下美人】

〘名〙 サボテン科の多肉植物。メキシコ原産で、観賞用として栽培される。クジャクサボテンの一種で高さ一~三メートルになる。幹の基部は円柱形、枝は扁平でよく分枝する。夏の夜、径二〇センチメートルぐらいの美しい白色の花を開き、短時間でしぼむ。白孔雀。《季・夏》
方位(1967)〈山口誓子〉「今宵咲き月下美人の今宵萎ゆ」

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動植物名よみかた辞典 普及版 「月下美人」の解説

月下美人 (ゲッカビジン)

学名Epiphyllum oxypetalum
植物。サボテン科の園芸植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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