月白・月代(読み)つきしろ

精選版 日本国語大辞典 「月白・月代」の意味・読み・例文・類語

つき‐しろ【月白・月代】

〘名〙 月が出ようとする時、東の空が白く明るく見えてくること。《季・秋》
※大斎院御集(11C初)「いでぬまの月しろにみむあまつぼし 有明までの雲隠れする」
※俳諧・笈日記(1695)上「月しろや膝に手を置宵の宿〈芭蕉〉 萩しらけたるひじり行燈〈正秀〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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