有国(2)(読み)ありくに

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「有国(2)」の解説

有国(2) ありくに

?-? 鎌倉時代刀工
国家の5男。京都粟田口(あわたぐち)にすみ,のち近江(おうみ)(滋賀県)の金田にうつる。建暦(けんりゃく)-承久(じょうきゅう)(1211-22)のころ,あるいは寛喜(かんぎ)(1229-32)ごろの人といわれる。伊勢神宮太刀が1振り現存する。通称藤五郎。なお,有国はほかにも同名の刀工が数名知られている。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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