有色鉱物(読み)ユウショクコウブツ

デジタル大辞泉 「有色鉱物」の意味・読み・例文・類語

ゆうしょく‐こうぶつ〔イウシヨククワウブツ〕【有色鉱物】

黒・緑・褐色などの色をもつ造岩鉱物橄欖石かんらんせき輝石角閃石かくせんせきなど、鉄やマグネシウムに富む鉱物をさす。苦鉄質鉱物。⇔無色鉱物

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「有色鉱物」の意味・読み・例文・類語

ゆうしょく‐こうぶつ イウショククヮウブツ【有色鉱物】

〘名〙 岩石を構成する鉱物のうち、黒・緑・褐色などを呈する鉱物。橄欖石角閃石雲母など。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

岩石学辞典 「有色鉱物」の解説

有色鉱物

肉眼および薄片暗色に見える鉱物.大部分はFeおよびMgを主成分に含むマフィック鉱物とほぼ同様である.一般に石英,長石類,準長石類などは有色鉱物以外の鉱物であるが,白雲母(muscovite)や燐灰石(apatite)などの扱いには検討が必要である.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android