有馬豊祐(読み)ありま とよすけ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「有馬豊祐」の解説

有馬豊祐 ありま-とよすけ

1646-1701* 江戸時代前期の大名
正保(しょうほ)3年生まれ。但馬(たじま)(兵庫県)出石(いずし)藩主小出吉重(よししげ)の子。筑後(ちくご)(福岡県)久留米(くるめ)藩主有馬忠頼の養子となるが,のち男子出生のため,寛文8年1万石を分与され,久留米藩支藩松崎藩主となる。貞享(じょうきょう)元年親族土方雄隆(ひじかた-かつたか)の改易に連座して除封され,所領はのち本藩にもどされた。元禄13年12月28日死去。55歳。初名は豊範。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android