望見（読み）ぼうけん

精選版 日本国語大辞典

ぼう‐けん バウ‥【望見】

〘名〙 遠くからのぞみ見ること。はるか遠くをながめること。

※正法眼蔵（1231‐53）谿声山色「山脚に休息して、はるかに人里を望見す」 〔史記‐廉頗藺相如伝〕

のぞみ‐・みる【望見】

〘他マ上一〙 こちらから遠く見やる。眺望する。

※史記抄（1477）三「心は遠処をここから望見て祭ぞ」

出典　精選版 日本国語大辞典

デジタル大辞泉

ぼう‐けん〔バウ‐〕【望見】

［名］(スル)遠くから眺め見ること。「白銀の秀峰を望見する」
[類語]一望・観望・展望・遠望・望遠・遠見とおみ・望む

出典　小学館

普及版 字通

【望見】ぼう（ばう）けん

遠くからみる。〔梁書、処士、陶弘景伝〕特に風を愛す。其のを聞くに、悠然として樂しみを爲す。時に獨り泉石にぶり。見する、以て仙人と爲す。

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出典　平凡社「普及版 字通」