朝する(読み)チョウスル

デジタル大辞泉 「朝する」の意味・読み・例文・類語

ちょう・する〔テウする〕【朝する】

[動サ変][文]てう・す[サ変]
向かっていく。達する。
「大声天に―・する如き勢を以て」〈百閒百鬼園随筆
朝廷に出仕する。参内さんだいする。
天下の士を―・せしめんずる処を」〈太平記・三〉
朝廷に貢物をする。朝貢する。
「斉、楚、秦、趙も悉く―・せずと云ふ事あるべからず」〈太平記・四〉
川が海へ流れ入る。朝宗する。
浦曲より巨海に―・する咽喉のどくびたり」〈読・八犬伝・三〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android