朝夕の煙(読み)ちょうせきのけむり

精選版 日本国語大辞典 「朝夕の煙」の意味・読み・例文・類語

ちょうせき【朝夕】 の 煙(けむり・けぶり)

朝夕炊事の煙。炊煙。また、日々のくらし。
浮世草子本朝二十不孝(1686)一「家職して朝夕(テウセキ)の煙(ケフリ)立てける」

あさゆう【朝夕】 の 煙(けぶり)

朝夕の炊事の煙。その日の暮し。生活
※広本拾玉集(1346)五「朝夕のけふりをよその眺めにてあはれいつまで明かしくらさむ〈隆寛阿闍梨〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android