朝観音に夕薬師(読み)あさかんのんにゆうやくし

精選版 日本国語大辞典 「朝観音に夕薬師」の意味・読み・例文・類語

あさかんのん【朝観音】 に 夕薬師(ゆうやくし)

江戸時代信仰毎月観音縁日一八日には朝、薬師の縁日八日には夕方、参詣する風習をいう。
※俳諧・宇陀法師(1702)巻頭并俳諧一巻沙汰「尻で名とりの公平(きんぴら)が来る〈許六〉 なまぐさき朝観音夕薬師李由〉」

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デジタル大辞泉 「朝観音に夕薬師」の意味・読み・例文・類語

朝観音あさかんのん夕薬師ゆうやくし

江戸時代の信仰で、毎月18日の観音の縁日には朝に、8日の薬師の縁日には夕方に参詣すること。

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