木に竹を接ぐ(読み)キニタケヲツグ

デジタル大辞泉 「木に竹を接ぐ」の意味・読み・例文・類語

たけ・ぐ

違う性質のものをつぎ合わせる。前後関係や筋が通らないことのたとえ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「木に竹を接ぐ」の意味・読み・例文・類語

き【木】 に 竹(たけ)を接(つ)

(木に竹をつぐように性質の違ったものをつぎ合わせるの意から) 前後のつじつまが合わないこと、筋が通らないこと、つり合いのとれないことのたとえ。木に竹。〔月菴酔醒記(1573‐92頃)〕
浮世草子・和国小姓気質(1746)二「木に竹ついだ挨拶

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

ことわざを知る辞典 「木に竹を接ぐ」の解説

木に竹を接ぐ

木と竹のように性質の異なったものを接ぎ合わせる。前後のつじつまが合わないこと、不調和なこと、つり合いのとれないことのたとえ。

[使用例] 木に竹を接いだようなことを言う[夏目漱石吾輩は猫である|1905~06]

出典 ことわざを知る辞典ことわざを知る辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android