木之本[町](読み)きのもと

百科事典マイペディア 「木之本[町]」の意味・わかりやすい解説

木之本[町]【きのもと】

滋賀県北部,伊香(いか)郡の旧町。中心集落は北国街道脇往還交点の旧宿場町で北陸本線,北陸自動車道が通じる。地場産業として,生糸から琴糸,三味線糸など邦楽楽器糸を生産する。林業も盛ん。浄信寺(木之本地蔵),賤ヶ岳(しずがたけ)があり,琵琶湖岸は琵琶湖国定公園に属する。1993年に琵琶湖がラムサール条約登録湿地となる。2010年1月東浅井郡虎姫町,湖北町,伊香郡高月町,余呉町,西浅井町と長浜市へ編入。91.92km2。8519人(2005)。
→関連項目富永荘

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android