木原光知子(読み)きはらみちこ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「木原光知子」の意味・わかりやすい解説

木原光知子
きはらみちこ
(1948―2007)

水泳選手、水泳指導者、テレビタレント。兵庫県生まれ。本名美知子。中学校在学時から活躍し、1964年(昭和39)、岡山の山陽女子高校1年生のときにオリンピック・東京大会に出場、400メートルメドレーリレーの最終泳者をつとめ、自由形を泳ぎ4位入賞を果たす。日本大学在学中に現役を引退し、モデルやタレント活動を開始、「ミミ」の愛称で親しまれた。1983年より水泳教室「ミミスイミングクラブ」を始める。2005年(平成17)日本水泳連盟理事。07年より同連盟のキッズ育成プロジェクトを担当した。同年10月水泳指導中に倒れ、くも膜下出血により死去

[編集部]

『木原光知子著『女の魅力はミステリアス』(1990・主婦と生活社)』『木原光知子著『水を得た女たち』(2004・法研)』

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「木原光知子」の解説

木原光知子 きはら-みちこ

1948-2007 昭和後期-平成時代の女子水泳選手,指導者。
昭和23年4月5日生まれ。昭和39年高校1年のとき自由形短距離で東京五輪に出場。ミミの愛称でしたしまれ,41年アジア大会と42年メキシコプレ五輪の100m自由形で優勝。引退後,テレビタレントとして活躍するほか,スイミングクラブを経営した。平成4年スポーツ・エデュケイション・アカデミー開設。17年日本水泳連盟理事。平成19年10月18日死去。59歳。岡山県出身。日大卒。本名は美知子。

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