木原老谷(読み)きはら ろうこく

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「木原老谷」の解説

木原老谷 きはら-ろうこく

1824-1883 幕末-明治時代儒者,教育者。
文政7年生まれ。常陸(ひたち)(茨城県)土浦藩士。はじめ藤森弘庵に,のち昌平黌(しょうへいこう)でまなぶ。文久3年藩校郁文館の分館采藻(さいそう)館の学監となった。詩文約1100編をのこし,うち86編が「老谷遺稿」におさめられている。明治16年5月27日死去。60歳。名は元礼(もとなり)。字(あざな)は節夫(せつゆう)。通称は雄吉。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android