木次[町]（読み）きすき

百科事典マイペディア

木次[町]【きすき】

島根県東部，大原郡の旧町。主集落は斐伊(ひい)川中流の右岸，木次線に沿い，雲南(うんなん)（出雲南部）の中心町。川舟の終点として発達，かつて紙市が開かれた。米，野菜，肉牛などを産する。南端に湯村温泉（単純泉。43℃）がある。2004年11月大原郡大東町，加茂町，飯石郡三刀屋町，掛合町，吉田村と合併し市制，雲南市となる。64.07km²。１万95人（2003）。

出典　株式会社平凡社