木禽岳(読み)ききんだけ

日本歴史地名大系 「木禽岳」の解説

木禽岳
ききんだけ

津別町南東、阿寒あかん阿寒町との境近くにある。標高九九四・八メートル。阿寒国立公園内に含まれ、津別町相生あいおいからの登山ルートがある。山麓から頂上まで約七キロ、頂上付近は延長一キロに及ぶ平坦な台地になっている。頂上からは北は眼下恩根おんね・津別・活汲かつくみ平地、さらに美幌びほろから遠くに網走湖・オホーツク海を望む。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

世界大百科事典(旧版)内の木禽岳の言及

【津別[町]】より

…網走川とその支流沿いの低地で小麦,ジャガイモ,テンサイ,タマネギなどを栽培する。国際キャンプ場がある堰止湖のチミケップ湖(面積約1km2),屈斜路湖や大雪山を一望できる津別峠,阿寒湖を眼下に見る木禽(ききん)岳(995m)などはいずれも原始林におおわれた景勝の地で,阿寒国立公園に属している。【奥平 忠志】。…

※「木禽岳」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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