未聞（読み）ミモン

デジタル大辞泉

み‐もん【未聞】

まだ聞いたことがないこと。「前代未聞」
「―のふるまいである」〈中勘助・鳥の物語〉

出典　小学館

精選版 日本国語大辞典

み‐もん【未聞】

〘名〙 まだ聞かないこと。今までに聞いたことがないこと。

※東寺百合文書‐は・建武元年（1334）月日・若狭太良荘雑掌申状并悪党人贓物注文案「如此令帳行悪行狼籍之条、希代未聞之珍事」

※浮世草子・好色一代男（1682）五「なき跡まで名を残せし太夫、前代未聞(ミモン)の遊女也」 〔新論‐知人〕

出典　精選版 日本国語大辞典

普及版 字通

【未聞】みぶん

まだ聞き知らぬ。

字通「未」の項目を見る。

出典　平凡社「普及版 字通」