精選版 日本国語大辞典 「末家」の意味・読み・例文・類語
まっ‐け【末家】
〘名〙
① 一族中で、本家から血縁のもっとも遠い家。
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…社会学,民族学,民俗学,社会人類学によっては同族団(同族集団,同族団体,同族組織)と呼ばれ,国際学界でもdozokuの名でとおり,クランclanやシブsibとは区別されている。ここにいう分家は末家(マッケ)とも呼ばれ,分家,別家と並べて呼ぶときは一方が親族分家,他方が奉公人分家を指す(関西の都市の商家では必ず別家のほうが奉公人分家を指し,ムラではその逆の呼び方もある)。明治の民法上の〈分家〉は親族分家のみを指し,民法上の〈本家・分家〉関係は奉公人分家を〈分家〉とは認めず排除している。…
※「末家」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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