末矧(読み)ウラハギ

デジタル大辞泉 「末矧」の意味・読み・例文・類語

うら‐はぎ【×矧】

矢のに羽の軸を接着し、桜皮・糸などを巻きつけた部分うち矢筈に近い部分。上矧うわはぎ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「末矧」の意味・読み・例文・類語

うら‐はぎ【末矧】

〘名〙 矢の部分の名称。羽を篦(の)に取りつけるとき、羽を縦に割って、上下の茎を残し、漆などで張りつけ、上下の茎の部分を紙か糸で結びつけた、その上部。⇔本矧(もとはぎ)

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