本多猪四郎(読み)ホンダイシロウ

デジタル大辞泉 「本多猪四郎」の意味・読み・例文・類語

ほんだ‐いしろう〔‐ゐシラウ〕【本多猪四郎】

[1911~1993]映画監督山形の生まれ。特殊撮影監督である円谷英二つぶらやえいじとのコンビ多く怪獣映画を手がけ、ブームを巻き起こした。代表作ゴジラ」「空の大怪獣ラドン」「モスラ」「マタンゴ」など。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「本多猪四郎」の解説

本多猪四郎 ほんだ-いしろう

1911-1993 昭和後期-平成時代の映画監督。
明治44年5月7日生まれ。日大在学中の昭和7年PCL(東宝前身)に入社。26年「青い真珠」で監督デビュー。29年特殊撮影監督円谷(つぶらや)英二とくんだ「ゴジラ」が大ヒット。「空の大怪獣・ラドン」「地球防衛軍」「モスラ」「キングコング対ゴジラ」などを手がけ,SF怪獣映画のパイオニアとして国際的に知られる。平成5年2月28日死去。81歳。山形県出身。

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世界大百科事典(旧版)内の本多猪四郎の言及

【SF映画】より


[H.G.ウェルズからB級映画へ]
 SF映画の歴史は,1895年,イギリスの作家H.G.ウェルズが彼の空想科学小説《タイム・マシン》(1895)のイメージを,友人の科学者R.ポールの協力のもとに,当時発明されたばかりの〈映画〉と幻灯を駆使して,遊園地のびっくりハウス的な幻覚ショーを催したときに始まる。これは一種の疑似体験としての世界最初の視聴覚メディアの実験でもあった。次いで1902年,フランスの奇術師G.メリエスがJ.ベルヌの空想科学小説から初の〈SF映画〉《月世界旅行》を完成した。…

※「本多猪四郎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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