朱鞠内道立自然公園(読み)しゆまりないどうりつしぜんこうえん

日本歴史地名大系 「朱鞠内道立自然公園」の解説

朱鞠内道立自然公園
しゆまりないどうりつしぜんこうえん

空知・上川留萌の三支庁にまたがり、面積一三七・六四平方キロ。道北内陸部に位置する朱鞠内湖(幌加内町)を中心とする公園。朱鞠内湖は雨竜うりゆう川上流の雨竜三股といわれていた部分を堰止めた人造湖で、昭和一八年(一九四三)の完成。人造湖では国内最大である。昭和一六年一〇月、湖の周囲に国鉄深名しんめい線が入るようになったが、平成七年(一九九五)廃止となった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「朱鞠内道立自然公園」の意味・わかりやすい解説

朱鞠内道立自然公園
しゅまりないどうりつしぜんこうえん

北海道北部,朱鞠内湖を中心とし,士別市幌加内町羽幌町遠別町に広がる湖水山岳の自然公園。面積 137.64km2。 1974年指定。針葉樹広葉樹森林に囲まれ,複雑な形の湖岸線をもつ人造湖の朱鞠内湖,宇津内湖の景観,宇津内川の二重滝と釜ヶ淵の渓谷美,群生するハイマツでおおわれた天塩山地の最高峰ピッシリ山 (1032m) を中心とする山岳景観が特色

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デジタル大辞泉プラス 「朱鞠内道立自然公園」の解説

朱鞠内道立自然公園

北海道雨竜郡幌加内町、士別市、苫前郡羽幌町、天塩郡遠別町にある自然公園。朱鞠内湖は雨竜川上流にある人造湖で、周辺には原生林が広がる。幻の魚と呼ばれる「イトウ」が生息し釣りが盛ん。キャンプ場ログキャビンもある。

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