杉浦正一郎(読み)すぎうら しょういちろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「杉浦正一郎」の解説

杉浦正一郎 すぎうら-しょういちろう

1911-1957 昭和時代の国文学者,俳人
明治44年2月9日生まれ。潁原退蔵(えばら-たいぞう)らに師事。天理図書館綿屋文庫(俳書)の創設にかかわり,松尾芭蕉(ばしょう)の「貝おほひ」や曾良(そら)本「おくのほそ道」の解読などに成果をあげた。昭和28年九大教授。昭和32年2月23日死去。46歳。兵庫県出身。東京帝大卒。著作に「芭蕉研究」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android