杏仁油(読み)キョウニンユ

デジタル大辞泉 「杏仁油」の意味・読み・例文・類語

きょうにん‐ゆ〔キヤウニン‐〕【×仁油】

杏仁を圧縮して得られる無色または淡黄色の透明な脂肪油軟膏香油食用油などに用いる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「杏仁油」の意味・読み・例文・類語

きょうにん‐ゆ キャウニン‥【杏仁油】

〘名〙 杏仁をしぼって得る脂肪油。淡黄色、澄明の液で無臭。咳どめ薬、乳剤、軟膏などの製造、香油、食用油などに用いる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の杏仁油の言及

【アンズ(杏)】より

…種子は杏仁(きようにん)といい,咳止めや喘息の漢方薬とされるが,青酸配糖体(アミグダリンamygdalin)を含むので専門家の指導によって服用する。杏仁からとった杏仁油は軟膏や毛髪油などに用いられる。【志村 勲】。…

※「杏仁油」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android